前回はローフードの秘密を理解するために重要な要素となる酵素について解説しました。
酵素には
・消化酵素
・代謝酵素
の二種類があり、生命活動を司る体のこの二種類の酵素の生成バランスが崩れることによって体調が優れなくなるといったお話でした。
それではローフードを食事に取り入れることで一体どのような働きによってどんな効果が得られるのでしょうか?今回はローフードについてより深く解説していきたいと思います!
【ローフードを取り入れることで得られるメリット】
ローフードとは調理をせず「生のままの食材」であることを前回説明しました。
生の野菜や果物は食物酵素を多く含んでいます。この食物酵素とは食物そのものが自分で消化する力のことです。
このローフードを食事に多く取り入れることによって、食物酵素を多く取り入れられることができ、カラダに優しい食事方法を確立することにつながるのです。
例えばバナナを放置しておくと、バナナの色は黄色から次第に黒い斑点ができ、最終的には真っ黒になりますよね。
これはバナナ自身の食物酵素が作用することによって、消化されているため色が変化するのです。
この食物酵素が私たちが体内に取り入れた生の野菜や果物を自己消化してくれることによって、人は消化酵素を生成する必要がなくなります。
そのため生の食材を多く摂取することで生成できる酵素の数を代謝酵素の方に回すことができるのにつながります。
代謝酵素の量が増えると、生命活動の循環がうまくいくようになり、
・朝の目覚めが良くなる
・体が軽くなる
・痩せる
・気分がリフレッシュされる
などの効果が得られるのです。
しかし決してすべてローフードにすればよいのではなく、1日の食事量に対し50%以上の割合にすることで効果がえられやすくなるそうです。
人によってもその効果の出具合は異なるので少しずつローフードに食生活をシフトしながら様子見をするといいと思います。
次回は具体的なローフードで取り入れたい食材たちをご紹介します!
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