雨の日もハッピーに!虹が7色の理由

こんにちは!東京は17日連続で雨が降っているようで、連日天気の悪い日が続いてなんだか悲しいですね。そんな雨の日も楽しくなるような内容を今回はお届けしたいと思います。




【虹が7色の理由】

今回はタイトルにもある様に、虹がなぜ7色であるのかについてです。

このブログでも何回か取り上げていますが、光と色には深い関係があります。

虹がいろいろな色が重なって見える理由は、太陽光の波長の長さによって色が変わることが理由となっています。波長が長い光は紫に、波長が長い光は赤色に、とその長さで色が変化するのですね。またその波長の長さによって光の屈折率も変化するのです。

太陽光が雨粒を鏡のようにして、光を反射そして屈折させることによって、光が色となって虹として見えるというわけです

屈折率は光の波長の長さに反比例するので、波長が長い赤色ほど屈折率が小さく、地面に対しての角度が大きくなります。反対に波長の短い紫色などは屈折率が大きく地面に対して角度が小さくなります。こう聞くと少し難しく感じますが、この地面に対して光が進む角度が違うことによって赤い光がより高い位置、紫がより低い位置に映し出されるのです。これが重なることによって7色のアーチができるのです。




【虹が見える条件】

雨が降って晴れ間が出てくるとき、虹が見える場合とそうでない場合がありますよね。その違いはどこから生まれてくるのでしょうか?

実は虹が見える条件は非常に限られています。太陽の位置が関係しているだけでなく空気中の水滴の高さ、自分自身の太陽に対しての観察位置など、様々な好条件が重なることによって虹が見えることにつながるのです。具体的に言うと、水滴に対し平行に入ってくる太陽光と水滴によって反射される角度が40度から42度になったとき、虹が見えるのです。この角度の条件だけ聞くと、虹を見ることがどれだけ稀なことかわかりますよね。



【国によって違う虹の色】

虹が7色と言われる理由はニュートンによって決められた、という説があるそうです。それまでは3色と言われていたり、5色だと言われていたり、人によって様々でした。ニュートンは音楽と自然科学を結び付け音階と同じ数の7という数字を虹に宛てたと言われているそうです。この当時、音楽は学問として自然現象と結び付けられることが多かったことが関係しているみたいですよ。



【虹を探してみよう】

条件がそろうことでやっと見ることができる虹。見かけたらラッキーと思うとなんだか雨の日もワクワクしてきませんか?雨が多いとなんだか憂鬱に感じられますが、雨があがった後は虹を探しにお出かけしてみてるのもいいかもしれません。

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