ネイルカラーその歴史

ネイルカラー。爪の色がカラフルだと、なんだか気分も上がります。

自分の気分や、なりたい自分に近づくため、おしゃれをより極めるため。

多くの人にとってネイルアートは日常を少し華やかにするのに、大いに役立っています。

カラーセラピーの力もここに関係しているわけですが、、、。

皆さんはネイルカラーの起源を知っていますか?

今回はそんなネイルカラーの歴史について迫りたいと思います!

【古代に始まった爪の装飾】

ネイルカラーの発祥は紀元前3000年より以前の古代エジプトまで遡ります。

もし博物館などでミイラを見ることができるチャンスがあったら、爪先に注目してみてください。

この時代のミイラにはなにやら爪先に色がついているはずです。

というものの、この時期の人々は階級ごとに爪の色を変えていて、

高い階級に行くほど赤い爪をしていたそうですよ。

また、中国は唐の時代。

楊貴妃という人物をご存知でしょうか?

彼女も爪の色を変えていたことで有名なのです。

当たり前ですが昔のネイルカラーは、化学製品が使用されておらず自然のものを使っています。エジプトで使用されていたのは『ヘンナ』と呼ばれる花。

日本の江戸時代に使用されていたのは『ホウセンカの花』と『カタバミの葉』。

この二つをもみ合わせて爪を染色していたそうです。

ホウセンカはそのことから昔は『爪紅(ツマクレナイ)』と呼ばれていたそうです。

【現在のようなネイル文化は1970年代にスタート】

現在のようなネイルカラーが発祥したのは1923年のアメリカ。

なんと当時は自動車の塗料用のラッカーが使用されており、

そのためネイルカラーは、ネイルラッカーという呼び名もあったそうですよ。

日本に導入されたのは1970年代で80年代初頭に初のネイルサロンがオープンしたそうです。90年代になるまでブームとはなりませんでしたが、その後はアーティストやミュージシャンがネイルカラーをし始めたのが後押しし、日本でもネイルカラーのブームとなったそうです。

ネイルカラーの歴史。知ってみると意外とその長さがわかります。

日常でよく目に付く指先をネイルカラーで華やかにすることで、素敵な日々を過ごしてみませんか?

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