虹の配色と科学的根拠

8月に入ってからというもの、全国各地で夏らしくない悪天候が続いていて、なんだか気持ちが滅入ってしまいますよね。しかし、嫌な天気の中にもぱっと現れる小さな幸せもあります。

私はついこの間、土砂降り後の空に大きくてきれいな虹が架かっているのを発見しました!虹って滅多に見られないからか、見付けるとまるで宝物を見付けたかのようにはしゃいでしまうんですよね。

みなさんは、虹の配色をご存知でしょうか?

赤・オレンジ・黄色・緑・水色・青・紫の7色が一般的に知られる虹の色かと思います。実は、虹はすべてこの色の順番になっているのです!虹の色に規則性があるということは、意外と知られていないかもしれませんね。

そしてこの配色の順番には、きちんとした科学的根拠もあったのです。虹の配色には、可視光線と光の屈折率が大きく関係しています。

まず、太陽光による電磁波(これが可視光線)の波長が上(赤)から下(紫)へ長い→短いと変化していることから、目で見たときに色が違って見えるのだそうです。

さらに、可視光線と光の屈折率が大きく関係しているのは並び順にも表れていて、波長が長い赤は光の屈折率も最も低いため、虹の1番外側に位置し、波長が短い紫は屈折率が高いため、1番内側になっていると言われています。

ぱっと見ただけでは虹が【7色】とハッキリは分かりませんが、万有引力でも知られる科学者であるニュートンが「虹は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色である」と主張したことから広まったと言われています。

滅多に見ることができないからこそ、見付けた時の特別なワクワク感をいくつになっても大切にしていたいですよね。

雨が続いて憂鬱な気持ちになってしまった時は、雨上がりの空を見上げてみてはいかがでしょうか?たとえ虹がかかっていなくても、ぱっと覗いたすてきな晴れ間に心が癒されることでしょう。

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