皆さんは外食に行くときのレストラン選び、新しいスマートフォンを購入する時のキャリア選び、休憩したいときに入るカフェや、読みたい雑誌を手に取るとき、何を基準に選んでいますか?既に利用したことのある店舗やブランドは何の疑問も持たず選んでいるかもしれないですね。また内容で選んでいるという方もいると思います。しかし本当にそうなのでしょうか?実は選ぶ際に目にした広告や看板があなたの選択に大きな影響を与えているかもしれません。
コーポレートカラーが何かご存知ですか?コーポレートカラーとは、企業や団体がその組織を象徴するための色を言います。その色から、店舗や看板に使用する色を決め、その色がその会社のイメージを左右することから、コーポレートカラーはブランドを形成するうえで重要な存在と言えます。皆さんが商品を選ぶとき、知らず知らずのうちにこの企業がイメージ付けした色によって左右されています。
例えば、赤色。アドレナリンの分泌を盛んにするイメージのあるこの色は、人を元気にさせる効果があります。この元気なイメージと、食欲促進の観点から、飲食店などでこの色がよく使用されます。有名な飲料メーカー等もこの色を使用していますよね。また、挑戦や情熱、生命力もこの色から表現されます。
橙色は、人間関係を良好に導く効果があります。親しみ深さや躍動感を感じさせるこの色は、庶民に寄り添ったイメージを持ち合わせています。有名な携帯電話のキャリアやなどに使用されていますよね。
喫茶店やカフェでよく使用されるのは茶色です。安心感をもたらし、木を連想させるこの色は、お客さんにリラックスした場所を提供することを目的としたカフェなどによく見られます。
注意力を高め、目立つ色である黄色は、車関係の会社で使われることが多いです。道路で車を走らせている間に見掛けても、印象に残りやすいですよね。
茶色に続きリラックス効果や安心感を与える緑色は、薬局などのロゴに使われることが多く、カフェなどでもよく使用されます。自然の中でよくみられる色合いはやはり安心をもたらしますよね。
さわやかなイメージの青色は、知性や誠実さを感じさせます。IT系の会社や、フレッシュなイメージの新企業など、その使用される範囲は様々です。
高級感や威厳を感じさせる黒は、広くにわたって使用されていますが、その色からうかがえるイメージには力強さやプライドを感じさせますよね。格式高いそのイメージから、伝統ある企業などがこの色を使用することが多いようです。
いかがでしたか?色から想像されるブランドイメージ、知っておくと商品を選ぶ際に役に立つかも知れないですね。
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