前回は海の色とその理由についてでした。海を見ると何故か心が安らぎますよね。その波の音や、普段の生活とは異なる、異世界な感じであったり、水にぷかぷか浮かぶだけでも海には何だか癒しの効果があります。そして海の色、青色にもその癒しの理由が隠れているのです。今回は、そんな青色が与えるイメージと効果についてです。
青色が食欲を抑えるというのは、以前の記事でもご紹介した通りです。上がった血圧を抑えることで、食欲もつられて減少します。また、同様に脈拍や体温を下げる効果もあるので、落ち着かなかったりイライラしている時にその気を落ち着かせてくれます。これが海が心を落ち着かせてくれる1つの理由なのかも知れないです。加えて、青色は海や空などに連想されることでその広大さや自由さ、寛容的であることを想像させます。海や空のイメージが、青色のイメージに連動しているのですね。
また人は青色をみると、メロトニンという物質の原料になるセロトニンという物質の分泌が促されます。体内時計を司るメロトニンをコントロールすることによって、安定的な睡眠を取ることができます。これも青色の癒しの効果のひとつですよね。
反対に、青色は『マリッジブルー』や『ブルーな気分』という言葉にも表れている様に、憂鬱な気分を表現する色でもあります。それは、青色のイメージに自身の精神的な成長を望む時に気になる色だからだそうです。冷静さや知性をイメージさせる青色ならではなのかも知れません。
皆さんも青色を上手く取り入れて癒しの効果につなげてくださいね。
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