食事の色と合成着色料。より健康的な食事とは?

皆さんは友人や家族、恋人と食事を楽しむとき、どの様にお店を選びますか?グルメサイトで人気のお店を確認したり、友達がSNSに挙げていたお店や、雑誌やテレビで話題のお店など、使う手段は様々ですが、多くの人は写真や映像からその料理が美味しそうだなと感じると思います。見た目をより重要視し、日本料理は目で食べると言われるほど、料理と見た目の関係性は深いものです。特に、人参の艶やかなオレンジ色や、大葉のパッとした緑色など、色は見た目の中で大きな役割を果たしています。今回のトピックは、食品の色と気をつけたいことについてです。

自然の食品は時間とともにその色を失ってしまいます。その為、多くの加工食品には、石油から作られるタール系色素と呼ばれる合成着色料を使用し、その色の鮮やかさを保っています。
天然着色料と呼ばれる、野菜などから抽出される着色料も存在しますが、お菓子や清涼飲料水などの多くはこの合成着色料を使用しています。
この合成着色料は発がん性があったり、蕁麻疹やぜんそくなどに陥る可能性がある為、アメリカやヨーロッパでは使用禁止や規制がされています。
しかし、日本では1日許容摂取量が設定されているのみで、多くの食品に使用されているのが現実です。摂取量によっては健康に懸念があるこの着色料は、見た目をよくする為だけのものであり、本来使用されなくても大丈夫なものです。


健康志向な食事を考えている方は、買い物の際に手に取った商品のラベルを確認してみてください。また、加工食品をなるべく避けたり、オーガニック食品を意識して選ぶことで、合成着色料を避け、より安全で健康的な食生活を送ることが出来ると思います。是非試してみてくださいね。

0コメント

  • 1000 / 1000