ブルーベリーの紫色と眼の疲れ

皆さんは、アントシアニンという色素はご存知でしょうか?テレビや雑誌などで取り上げられているため、もう知っている方もいるかもしれません。アントシアニンとは、ブルーベリー類に多く含まれている紫色の色素です。「ブルーベリーを食べると目がよくなる」と言われているのは、この紫色のアントシアニンのおかげなのです。今回はそのアントシアニンによる効力と、紫色が人に与える影響について調べてみました。
 
まず、アントシアニンにどのような効果があるのか見ていきたいと思います。アントシアニンには、目の網膜に存在する、ロドプシンと呼ばれるこれもまた紫色の色素の再合成を助ける効能があります。このロドプシンとは、光に晒されることにより、脳に信号が送られます。そしてこの信号により、人が目が見えるという認識を持つのです。しかしこのロドプシンは、長時間光に当てられ続けることによってビタミンAに一度分解され、もう一度ロドプシンに再合成されます。この再合成を促進するのが、ブルーベリーなどに含まれる、アントシアニンなのです。
長時間のデスクワークなどをしていると、目がだんだん疲れてきて、肩が凝ってきたり、頭痛がしてきたりなど、体のあちこちに支障が出てきますよね。そんな時にブルーベリーのアントシアニンの力に頼ってみてください。アントシアニンにはその即効性に優れていて、摂取後4時間ほどで回復が見られるそうです。
 
また、紫色は五感のなかでも触覚と関係が深いのです。手を触れるという行為は、治療のことを手当て、とも呼べるように人にヒーリング効果をもたらすのです。ブルーベリーを食べるときは手でその感触を確かめながら、口にすると効果的かも知れないですね。

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